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本木 良蔵; 出雲 三四六; 小野間 克行; 本石 章司; 井口 明; 川上 泰; 鈴木 恭平; 佐藤 淳和*
JAERI-M 84-015, 34 Pages, 1984/02
U(n,f)反応を利用したMo製造により生じた高レベル放射性廃液の処理技術の開発と処理を行った。この廃液は硝酸濃度約4モルであって、48~89Ci・mlの核分裂生成物を含みウラン濃度も高い。高レベル廃液は含まれる核種と濃度から使用済核燃料再処理の中レベル廃液と同様である。処理方法としてフェロシアン化ニッケルによる-Csの共沈、オルトチタン酸スラリーによるSrの吸着、亜鉛粉-活性炭カラムによるRuの除去を用いた。全処理行程により得られた除染係数は核種10以上、Cs10以上、Ru10以上、Sr~10であった。再処理廃液の処理において除去が困難であるルテニウム化合物は、高レベル廃液処理に用いた亜鉛粉-活性炭カラムにより検出限界以下に除染されている。新たに開発したこのカラムはRuに対し高い除去性能を有していることが確認された。